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卒業生の声:わたしは女性エンジニア第2弾

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わたしは女性エンジニア。第2弾!制御技術科

インタビューのイラスト

企業現場で活躍中の卒業生が、出張で関東方面に来られた際に来校いただき、お話を伺いました。 卒業生は、平成11年3月制御技術科卒業の成戸文枝(なると ふみえ)さんです。 成戸さんがお勤めの会社は、神奈川県川崎市に本社がある株式会社ミツトヨの広島事業所呉工場です。

株式会社ミツトヨのロゴ
社名看板前の成戸文枝さん画像
当時の先生たちと成戸文枝さん画像
本校制御技術科実習場前で、在学当時の先生たちと

はじめまして。自己紹介をお願いします。

平成11年3月に制御技術科を卒業した成戸文枝(なるとふみえ)です。

私が勤める株式会社ミツトヨは、 精密測定機器を製造・販売している企業です。 1937年に日本で初めてマイクロメータの量産に成功して以来、80年以上に渡り、 マイクロメータ、ノギス、画像測定機、三次元測定機等、 マイクロメートルからナノメートル単位の長さを測る精密測定機のトップメーカーとして活動を展開しています。 『つくれるかどうかは、はかれるかどうかです』という信念のもと、5,500種類以上の製品を保有し、 世界31ヵ国の拠点と80ヵ国超の代理店ネットワークを持つ、グローバルカンパニーとして成長を続けています。

今現在、どんなお仕事をなさっているのか、簡単に教えて下さい。

広島事業所 呉工場で製造している、形状測定機や顕微鏡などの機器商品に携わる業務で、 新商品の生産準備を主とし、設備導入、海外工場や取引先への技術指導なども担当しています。

例えば、新商品ですと、現状の工程分析などを踏まえて商品化試作の準備を始めて実際に製品を組んでみます。 この間、設計者や生産部と何度もやり取りし、改良を加えて量産試作に落とし込むための準備をします。 品質と作り易さを考慮して工程を組んだり、必要な設備を用意したりして、ようやく量産になります。 図面から形になるまでの全てのプロセスに係わりますので、メカの知識も電気の知識も必要です。

海外工場や取引先への技術指導ですと、実際に海外拠点に行ったことはありませんが、 拠点のスタッフを通じて中南米やアジア地域の技術者と書面でやり取りします。 国内の場合は、津々浦々どこへでも足を運びます。

それは、もの凄く幅広い知識が必要ですね。

そうですね。メカだけでも電気だけでもダメだと思います。 一応、専門は電気なのですが、「私は電気だから」と言っていたのでは全然できない仕事です。 技術者としてやっていく上で、自分に足りない知識・技術があれば身につけていく、その繰り返しですから、 「広く浅く」ではありますが、非常に幅広い知識を身につけることとなりました。

やはり、いろいろ業務の上で課題に取り組んでいらしたんでしょうね。

業務上の都合で、担当する製品が変わることがあります。 そもそも、短大校を卒業して最初に入社したのは株式会社アカシで、そこでは地震計を担当していました。 2004年に株式会社アカシが株式会社ミツトヨに経営統合されて、私は郷原工場で硬さ試験機を担当することになりました。 今は、呉工場の機器商品全般を担当しています。

担当製品が変わった当初は、勉強、勉強で本当に大変でしたが、 技術者としてやっていくなら新しい技術をひたすら学ぶ必要があります。 それは技術者なら当たり前のことだと思います。

これからの仕事の夢があったら教えて下さい。

後進への生産技術の技能伝承です。後進がいないんです。 生産技術は広い知識が必要なので、「自分はメカ」「自分は電気」と専門領域を作らずに取り組んで欲しいです。 また、どこも人手が足りないのか、できるようになってくると他部署に取られてしまったり。

一般的に、女性は並列処理が得意と言われていますので、 生産技術の仕事は、案外に女性に向いている気がしますので、 私の後を継いでくれる女性エンジニアが来ないかなぁと思っています。

最後に、エンジニアを目指す学生に応援メッセージをお願いします。

ものづくりが楽しい!と思えることや、枠にとらわれずに挑戦する姿勢を持ち続けることが、 技術者として成長するための動力源と感じています。

一つの分野の技能を極めることも、幅広い知識と技術を身につけることも、どちらも大事です。

学ぶ時間を多く取れる機会は『今』ですので、一日を大切にしてください。

女性は、筋力の点では劣るかもしれませんが、並行処理が得意で複数案件を同時進行させるのがうまいように思います。 いずれにしても、自分の得意を生かして頑張って欲しいです。

成戸文枝さん画像

お忙しい中、取材にご協力いただきまして、ありがとうございました。

取材日:平成31年4月12日

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