ナビゲーションバーをスキップして本文へ

学科のご紹介

生産技術科

制御技術科

電子技術科

産業デザイン科

情報技術科

学生・企業の声

卒業生の声:わたしは女性エンジニア

卒業生の声:わたしは女性エンジニア第2弾

生産技術科(女性エンジニア)

制御技術科(女性エンジニア)

電子技術科(女性エンジニア)

産業デザイン科(女性エンジニア)

情報技術科(女性エンジニア)

授業評価制度

ここから本文です。

わたしは女性エンジニア。第2弾!生産技術科

インタビューのイラスト

短大校職員が企業現場に伺いまして、活躍中の卒業生のお話を聴いて来ました。 卒業生は、平成10年3月生産技術科卒業の齋藤久美(さいとう くみ)さんです。 齋藤さんがお勤めの会社は、横浜市都筑区にある東京濾器株式会社です。

東京濾器株式会社のロゴ
社名看板前の齋藤久美さん画像

はじめまして。自己紹介をお願いします。

平成10年3月に生産技術科を卒業した齋藤久美(さいとう くみ)です。

私が勤める東京濾器株式会社は、 「CLEAN&SAVING」の企業理念のもと各種純正部品の開発・製造を行っています。 主な製品としては樹脂インテークマニホールドや燃料フィルタ・オイルフィルタなどのフィルタ製品、 オイルクーラやEGRクーラなどの冷却製品、排気ガス浄化システム等の各自動車メーカー向けの純正部品の開発・製造を行なっています。

私はフィルタ、オイルクーラを専門に扱う開発部に所属しています。

今現在、どんなお仕事をなさっているのか、簡単に教えて下さい。

大きく分けて2つの仕事を担当しています。

1つ目の仕事は設計補助です。 開発担当者が新規開発・設計する部品の3Dモデルの作成や3Dモデルからの2D図化、検図などの設計者の補助を担当しています。

2つ目の仕事は既存製品の保守で、部品の設計変更などを行ないます。 今の部品は3D-CADで設計図を管理していますが、弊社は昭和24年創業で今年70年目を迎えていて、古い部品も多くあります。 古い部品ですと2次元CADデータしかないので、それを3D-CADデータに起こして、その上で設計変更します。 もっと古くて手描き図面しかない部品もあります。必要に応じて手描き図面で設計変更したり、CAD化したりしています。

短大校を卒業して会社に入社してから、どんなお仕事をなさってきたのか、簡単に教えて下さい。

最初に担当した仕事はトレースでした。3~4年くらい経験を積んで開発の仕事も担当しました。 実際にお客様と打合せをして、製品を作って、立ち上げまで担当しました。

子どもが2人いるのですが、1人めの産休・育休から復帰して半年後に2人めで休むという状態になってしまいました。 引継ぎなど自分でもできるだけ頑張りましたが、周囲の理解のおかげでスムーズに運べました。

その後もずっと開発の仕事をしてきたのですが、10年前くらいに病気を患ってしまいました。 傷病休暇で1年間休んだのですが、まだ治療法が確立していない病気で、今現在も週2回の点滴が欠かせません。 1回は土曜日としても、もう1回は火曜日とか、どうしても平日になりますので、業務調整の必要が出てきてしまいました。

そのため、開発から残業の少ない設計補助に徐々に移行して、今は既存製品の保守と設計補助をメインに担当しています。

産休・育休にしても傷病休暇にしても、休んでいる間は「復帰したときに手がちゃんと動くかな」と 仕事の能力が落ちていないか不安がありましたが、身についた技術は意外に忘れないということが分かりました。

週2回の点滴と仕事を両立するのは、大変ですね。

会社は制度が整っていましたし、一緒に仕事をしている方々も理解があって、本当に助かっています。

主人が同じ会社の別フロアで働いていまして、 私が休んでいる間に上司や同僚の「待っているよ」といった暖かい言葉を運んでくれました。 家族や仕事仲間、周囲の応援に支えられて、ここまでくることができました。

これからの仕事の夢があったら教えて下さい。

開発補助というと「単なる補助」というイメージも一般にはあるかもしれません。 ですが、CAD化するのもコツがあります。全力で開発担当者の補助をしていきたいと思っています。 「久美さんなら大丈夫」と言われるような、任せられる人になりたいと思って頑張っています。

最後に、エンジニアを目指す学生に応援メッセージをお願いします。

技術は身を助けます。学校で学んだことの全てが役に立ちます。大切に学んでください。 学校で学ぶことは幅広いですが、製図の仕事をするにも製図の知識だけでなく加工の知識も必要なのです。 「公差もこれくらいなら大丈夫」といった判断をする際に加工の経験が役に立ちます。 短大校で学んだことは一つも無駄になっていません。

自分が担当した一つひとつの製品が、まるで自分の子どものようです。 とてもやりがいがあります。「これが自分の仕事だ!」と言えることがとても嬉しいです。

齋藤久美さん画像

お仕事お忙しい中、取材にご協力いただきまして、ありがとうございました。

取材日:平成30年11月21日

ページトップへ